詳細不明につき、情報収集継続・情報募集中の単語一覧。
このリストに掲載した以外の未掲載語などは
こちら(ブログ内検索)から。
>それが後年になって、ボッカネグロの築城術やヴォーバンの攻城法、また、デイやクロウサアの魔鏡術やカリオストロの煉金術、それに、ボッチゲルの磁器製造法からホーヘンハイムや
グラハムの治療医学にまで素因をなしていると云われるのだから、驚くべきじゃないか。
>「だから、重量から考えると、無論ドナテルロ以前、さあ、
マッサグリアかサンソヴィノ辺りの作品かな」「オヤオヤ、君はいつファイロ・ヴァンスになったのだね。」
>「ところがねえ熊城君、
アドルフ・ヘンケの古い法医学書を見ると、一人の淫売婦が、腕を身体の下にかって横向きになった姿勢のままで毒を仰いだのだが、瞬間の衝撃を喰うと、かえって痺れた方の腕が動いて、瓶を窓から河の中へ投げ捨てたと云う面白い例が載っているぜ。だから一応は、最初の姿体を再現してみる必要があると思うね。それから死体の光は、
アヴリノの『聖僧奇蹟集』などに……」
>>数学的論理はあらゆる法則の指導原理であると云うけれども、かの「僧正殺人事件(ビショップ・マーダーケース)」においてさえ、
リーマン・クリストフェルのテンソルは、単なる犯罪概念を表わすものにすぎなかったではないか。それだのに法水は、それを犯罪分析の実際に応用して、空漠たる思惟抽象の世界に踏み入って行こうとする……。
>「ところで、死体から栄光を放った例を御存じでしょうか」「
僧正ウォーターと
アレツオ、弁証派(アポロジスト)の
マキシムス、アラゴニアの
聖ラケル……もう四人ほどあったと思います。しかし、それ等は要するに、奇蹟売買人の悪業にすぎないことでしょう」と法水も冷たく云い返した。